ビニールにも寿命があり、当園でも一定の周期でビニールを張り替えます。この張り替えを行わないと、ビニールが破れる原因となります。また、汚れの影響で、ハウス内への太陽光線量が減ります。そのため、ビニールを新しくすることは、ハウス内への光線量が増え、みかんの木が光合成を盛んに行えるようになり、品質の向上につながります。
頂上のパイプの上を歩き、ビニールを広げていきます。風が強い日は、ビニールが舞ってしまうなどの危険を伴うため、できるだけ風が吹いてない日に作業します。簡単そうに見えますが、ハウスの上は結構高いため、作業はとても大変です。
天井全体に広げていく際は、パイプなどに引っかからないように丁寧に広げていきます。やはり素材がビニールなので、気をつけないとすぐに破れてしまいます。また、突然風が吹き始めることもあるため、作業は丁寧に素早く行うことがとても大事です。
ビニールを広げた後は、バネを使って固定していきます。ビニールがたるんでしまうと、雨水が溜まり、破れる原因となるため、ビニールをしっかり引っ張って留めることが非常に大事です。全ての面をバネで留めると、天井のビニール張りは完了です。
加温時までに,あと2枚のビニールを内側に張っていきます。上記の張り方と同様に、アーチ状に渡してあるパイプの上にビニールを張ります。また、この内側のビニールは、パッカーや洗濯バサミなどを用いて、隙間ができないようにしています。写真は、天井だけですが、ハウスの側面にも同じように張ることで、保温力をより高めていきます。これのように、3重張りにすることで、保温力が高め、コストダウンにつなげています。