ハウスみかん栽培で、最もコストがかかるのがハウスを加温するために用いる重油です。冬などの気温が低い時期には、栽培温度まで温度を上げるのに、大量の重油を使用します。重油は、車の燃料となるガソリンと同様に年によって変動します。そして、この重油が高騰した場合には、ハウスのような大規模施設の加温になると、ハウスみかん農家は、想像がつかないほどの大きな損害を受けてしまいます。そして、それが必然的にハウスみかんの値上げにつながってしまうのです。
ヒートポンプの導入だけでなく、ハウスの構造にも工夫をしています。せっかく温度を高めてもそれを維持できなければ、多くの燃料を消費してしまいます。そのため、当園では、ハウスのビニールをこれまでの二重張りから三重張りにし、保温効果を高めています。